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初心者向けに絵の描き方を紹介をしつつ色々考えるブログ

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おすすめのお絵かきソフト【有料編】

デジタルで絵を描くには必要なものがあります。


それはイラスト作成ソフトです。今回はデジタルでの制作環境導入を考えている人に向けて、どんなイラスト作成ソフトがおすすめか? 紹介したいと思います。

 

今回は有料編です。

Photoshop

www.adobe.com

言わずとしれた有名ソフトです。


しかし厳密に言うとイラスト作成のためのソフトではなく、あくまで画像編集用のソフトであり、その優れた機能のためイラスト作成に転用できるということです。


特徴はやはり優れた画像編集機能であり、フィルタの機能などを使って画像を特殊効果を加えたり色合いを調整することができます。この点は他と一線を画すものがありますが、絵を描く機能に限れば他のソフトのほうが優れています。


Illustrator

www.adobe.com

Illustratorはベクター形式でイラストを作成するソフトです。

 

ベクター形式で作ったイラストは、どんなに拡縮・変形しても画像が荒くならないという特徴があります。そのためロゴや販促物で使うイラストに向いております。


使い方はPhotoshop等と一緒の感覚で使うとそのギャップ故に挫折しやすく、全く違うソフトを覚えるつもりで使うといいでしょう。


イラスト制作以外でもDTP本のレイアウトに使えます。
私は昔同人誌のなどでロゴやタイトルに独自のものを使いたい時に使用しました。

SAI

www.systemax.jp

結構昔のソフトですが、今も使っている人は多いソフトです。私自身も色塗りはこのソフトを使って行っています。


機能は単純で、絵を描く以外の機能をそぎ落としたソフトです。直感的で理解しやすく、導入した瞬間からガンガン描いていくことができます。


逆に欠点としては、機能をそぎ落としたためフィルタ機能がなくや色調補正の機能も不十分です。また容量もそれほど無いため、少し重い絵になると(レイヤーの多い絵等)レイヤーの消去や保存ができない等の不具合が生じやすくなります。

 

いまだに使えるソフトとはいえ導入となると今更感はあります。

Painter

www.painterartist.com

一言で言うと絵を描くことに特化したソフトです。

 

水彩や油彩やパレットナイフ等膨大なブラシ機能があり、アナログの描き味をデジタルで表現することに重きを置いています。
そうした持ち味はあるものの動作がなかなか重いという点とブラシ機能が膨大すぎて覚えるのがかなり大変という欠点があります。価格もイラスト制作ソフトの中では現状最も手にしにくい価格となっています。


しかしアナログ感を出すことに関しては他の追随を許していないソフトなので、その点に惹かれる人は十分に購入を検討してもいいソフトです。

Clip Studio

www.clip-studio.com

個人的な印象として、日本的な線を使ったイラスト制作に特化しているソフトです。

 

色を使った絵はもちろん漫画なども作成できるソフトなので、日本のイラスト業界で稼ぎたいという人は今の環境なら第一候補になりえるソフトです。


特に漫画制作に特化しているというのは、Photoshop等にはない大きな利点です(Photoshopでも工夫すれば漫画は描けます)。日本でイラスト描いているとなんだかんだでモノクロの漫画絵を描くことは多いので、Clip Studiotは重宝します。

openCanvas

www.portalgraphics.net

私自身使ったことはありませんがこんなソフトもあります。SAIに描き味が近く、フィルター機能等もありSAIより少し機能が充実している印象です。
また「イベント機能」なるものがあり描画手順を録画・再生できる機能があります。

最後に

一通り紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?


個人的には今ならClip Studioが日本人には一番とっつきやすいと思います。


しかしどんないいソフトを使っても上手い絵が描けるわけではないです。逆に安いソフトを使っている人でもびっくりするほど上手い絵を描く人はごまんといるので、そこは注意したほうがいいですね。

絵の仕事ごとの違い

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絵の仕事はそれにより様々な違いがあります。

あまりに膨大な量がありすぎて全てを記載するのは難しいですが、今回はイラストのジャンルの紹介をし、自分には何が向いているのか役に立てていただければいいかと思います。

広告などに使える汎用的なイラスト

〈それほど画力がなくてもいい〉
厳密にいうならあるに越したことはないのです。ここは広告の種類によって変わってくることがおおいです。しかし抜けた感じの絵柄が求められることも多く、その場合はデッサンガチガチである必要はないと感じます。

 

〈Illustratorの習得が必要〉
この手のイラストにはAdobe Illustratorの習得が不可欠です。
Illustratorは画像を拡縮・変形しても画像がつぶれないaiファイルでイラストを作成することが可能です。
他のソフトでもaiファイルの作成はできますが、一番機能性が高く、業界でも一般的に使われているので、基本的にaiファイルのイラスト作成の時はこのソフト一択でしょう。

価格は月々2480円で、ある程度余裕がある人以外は、毎日確実に使うと決めないと躊躇する価格です。

 

〈当たり障りのないイラストが求められる〉
イラストに当たり障りなく誰でも親しめる画風が求められます。アニメや漫画絵みたいに癖が強いイラストだと万人に受け入れられず、大勢の人が見るイラストとしては不適切だからです。

漫画

〈画力は二次的なもの〉
漫画は絵は必要ですけど基本的には話で見せるものです。


例えば、
「ワンパンマン」は今では作画が村田雄介氏になり、ものすごく絵が上手いですが。しかし以前に新都社というところで原作者ONE氏が連載していた頃は絵がかなり下手でした。
それでも内容は他に掲載されていた作品と一線を画すものがあり、見初めは絵の下手さに躊躇しましたが、見続けていると全く気にならなくなっていました。

 

このように圧倒的な話の面白ささえあれば、極端な話画力はそれほど重要ではないということです。
いまでは漫画原作者というのも一般的ですので、あまり画力に自信のない人で、漫画に関わりたいという人はこちらを目指してもいいのではないでしょうか?

 

〈色んなものを描く必要がある〉
漫画の絵というのは、その世界のあれこれを描く必要があります。

自分は○○が苦手と言っても、でてくるからには描かないといけないわけです。

もちろん様々な構図に挑戦する機会が強制的にでてくるので、絵はどんどんうまくなっていきます。

 

〈モノクロで表現する必要がある〉
今はカラー漫画というのは一般的ですが、いまだモノクロ漫画というのも根強いです

カラーと違ってモノクロは色のコントラストをより意識する必要がありますので、モノクロで魅せる方法を学ぶ必要があります。

 

〈収入に関して〉
漫画で稼ぐには雑誌に投稿し、なんらかの賞をもらってデビューというのが、一般的な道です。

当たればでかいですが、逆に連載がなくなれば収入もなくなります。
現代ではSNSで投稿していた漫画が一定の評価を得て、そのまま書籍化というパターンもありますし、漫画をyoutubeで連載して広告費で稼ぐという手段もありますので、これに関していえば雑誌で連載はもはや絶対ではないですね。

アニメ

〈絵を動かす必要がある〉
当然ですがアニメでは絵を動かす必要がありますので、当然枚数を描く必要がありますし、早く描くための絵デフォルメと手を早くし絵を量産する必要があります。このように画力はかなり必要です。

 

〈低賃金〉
クリエイター全体が低賃金なことが多いですがですが、特にアニメータは低賃金というのが一般的な認識になっていると思います。

若手アニメータの月収は10万未満という話もよく聞きます。好きなことを仕事にしたはいいけどこれでは・・・という感じです。

こうした問題のため色々対策はしているという話はたまに聞きますが、アニメ黎明期からこうした待遇は変わっていないということを考えるとつまりはそういうことなのでしょう。

低賃金でも問題がない海外に仕事も流れているという話もよく聞きますので、一般的な感覚としてアニメ業界の先は暗いでしょう。

 

〈アニメータのスキルは活かせる〉
アニメーターとして培った技術は他で活かせます。常日頃から絵を動かすことを考えているので、ゲームのモーションデザイナーやゲームで使うアニメーションの作成などがそれにあたります。画力自体はかなり高いので、ゲーム業界以外でも転職は容易な感じがします。

ゲーム系

〈イラスト単体の出来栄えを求められる〉
用途によりますがこの手のイラストでは上記に比べるとイラスト単体での出来が求められます。

そのためキャラクターのバランスやデザイン力、着色の技術が高く求められます

イラスト単体をとことん描き込みたいという人に向いていると思います。

 

〈イラスト作成ソフトの習得〉
ゲーム系のイラストではPhotoshopなどのイラスト作成ができるソフトを習得する必要があります。特にPhotoshopやCLIP STUDIOは仕事の条件として含まれている事が多いので、今から始める方はこの二択(両方)でいいかと思います。

Photoshopは月額980円、CLIP STUDIOは5000円から購入できますので、価格的にも比較的やさしいです。

 

〈会社に就職すれば安定する〉
フリーランスはともかくとして、会社に就職するなら漫画やゲーム業界よりは安定しています。

しかし社員の宿命として、自発的に行動しなければ、同じ仕事ばっかり振られます(会社によるとは思いますが)。あるに事に関してはとてつもなく上手く慣れるけど、それしか上手くならないという話はよく聞きます。

それを解決するには社内で自分はこんなことができる! というアピールをし周囲とコミュニケーションをとる必要があります。会社勤務に向いてる気質の人ならいいですが、そうでない人や会社員だけど自分には向いてないとわかったら別の道を模索したほうがいいでしょう。

最後に

今回は絵のジャンルごとにどんな違いがあるかをご紹介させていただきました。
こうして整理してみるとクリエイター職は収入面でなかなか一筋縄ではいかないとわかります(特にサブカル系)。

画力だけあげても仕事はこないので、いかにしてマーケティング力を鍛えるかが絵描きにも重要になってきますね・・・。

ココナラで絵の新たなるサービスを始めました

お疲れ様です。

絵を一人で描いていると、

誰かの意見を聞きたい、でも素人の親や友人に見せるのは何か違う・・・。

と言ったことがあるかと思います。

そんなお役に立つサービス思いついたので開設しました。

イラスト上達のアドバイスいたします 客観的な視点の提供、絵の初心者の方はぜひ!!

イラストを客観的に見る人

一言で言うとそんなサービスです。
制作した絵を反転して見たり、時間をおいてから見たりすれば、おかしい点に気づき易くはなります。しかし自分の力量によって気づかない点もありますし、一般的にはおかしいのに正しいと思い込んでいる箇所もあります。

では、親や友人に見せればいいのでは? と思う方もいるかと思います。親や友人がプロならその方に聞けばいいのですが、大体の方が素人です。確かに絵を見るのは大多数が素人の方なので、素人視点が重要というのは確かです。

しかし素人の方では絵の上達に関する適切なアドバイスをすることができませんし、受ける側も「素人が何を言っている?」と聞くことをシャットアウトしてしまいやすくなります。

開設したサービスではお客様が提示したイラストを私が見て、気づいた点をアドバイスなりさせていただきます。

私はイラスト制作を10年ほど続けており、だいたいここにあるもの程度のイラストは制作できます。
そのイラスト制作のノウハウを基にアドバイスをさせていただきますので、適切なアドバイスができるかと思います。

またイラストのアドバイスでなくても、絵の上達のためにはどんなことを行えばよいか? などのアドバイスも受け付けております。

 

サービス内容

・イラストのアドバイス:イラスト一枚にアドバイスさせていただきます。また内容に応じて効率のいい練習法なども提示させていただくかと思います。

・絵に関する相談:絵の全くの初心者だけど何から始めればいいのか? デジタルを導入したいがどんなソフト、機材をそろえればいいのか? などの相談を受け付けております。

上記のいずれかになります(規模に応じて)。

 作業の流れ

作業の流れは単純です。

<ダイレクトメールで相談>

この工程は無くても構いませんが、事前に相談していただくことで、どの程度のアドバイスが受けられるかお伝えできると思います。

<購入>

<イラストのアップロード>
見てもらいたいイラストをアップロードしていただきます。なるべく細部がわかるような大きさが推奨です。

<アドバイス>
イラストを確認したらトークルームにてアドバイスさせていただきます。

注意点

・画力に応じてアドバイスは変わってきますが、一定レベル以上の方になると取ってつけたことしか言えない可能性があります。あくまで推奨は初心者~中級者の方向けです。

・アドバイスはイラストに限ります。デッサンに関しては受け付けておりません。

最後に

今回は思い付きで、こんなサービスを解説したよ。
ということを紹介させていただきました。
イラスト制作が上達したいという方は是非ご利用してみてください。

イラスト上達のアドバイスいたします 客観的な視点の提供、絵の初心者の方はぜひ!!

絵を強制的に描き続ける方法

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仕事が終わって絵が描ける―そう思って机には向かうけど、なにも思い浮かばず、気が付けば次の日になっていた・・・。


なんて最悪の日を何度もすごしたことのあるneoです。


今回はこうならないために強制的に絵を描く方法をご紹介したいと思います。

 強制力を利用する

自分の趣味で描く絵というのは、締め切りという概念がなく、別に描かないなら描かなくて良い物です。


そうなると今日はやる気が全くでないからいいや、ということになり気が付けばゲームやNetflexで一日潰すということもよくあることです。

 

割とよくあることなのです。

 

特に頑張った次の日とかに起こりやすかったりします。

 

そうしたことが慢性化して全く描かないということにならないためにも締め切りというものを設ける必要があります

 

ではどのようにして締め切りを設定すればいいか?

イベントへの参加や仕事を受注する

シンプルにこれです。外部からの決め事があれば、それはかなりの強制力となります
締め切りに余裕がある場合はサボってしまいますが、それでも長期間サボり続けるのは防げます。


締め切りが近くなってい全く終わっていないと胃がキリキリとしますが、爆発的な力が発揮でき、作業短縮のアイディアも思い浮かびやすくなります(私は間近になって追いつめられるのは嫌なので、よほどキツキツの依頼でない限り、最終日までに終わるようじわじわと進めますがw)

 

締め切り前でまったく終わっていなければ、48時間ぶっ通しで描くことも可能です。後日のダメージは相当のものになりますが・・・。

 

ただこの方法は画力がイベントの参加や仕事を受注できるレベルに達している人にしか使え無いのが問題です(個人によってそのレベルは違います)。

友達に強制力になってもらう

上記の方法が使えない人は友達にその強制力を担ってもらいましょう。

 

上記に比べると多少融通が利いてしまう分絶対的ではないですが、それでもないよりはましです。

 

例えば、毎日ラインにイラスト投下しなかったら、次の日の夕食をおごるとか。

 

自分が支払えるリアルなペナルティを科すといいでしょう。あんまきついのはパンクしてしまうので・・・。

ココナラを使ってみる

これはその場の思いつきなところもありますが、ココナラのサービスを使ってみるのもいいんじゃないでしょうか? 

 

何しろ「モーニングコール」のサービスもあるくらいで、探すと「そんなのもあるのか!?」と驚くサービスもあります。

 

相談次第でそんなサービスをしてくれる人もいそうです。

最後に

正直こんなことまでして描かないといけないの? といささか思うこともあります。

 

こんなことを定めず楽しく描ければそれに越したことはないのですが、それだけ怠惰というのは曲者なのです。


私はペナルティを科すタイプの決め事が好きなので、上記のことを思いつきましたが、人によって合わないという人もいると思うので、自分にあったやり方を試してみましょう。

やみくもに模写をしても模写が上手くなるだけ

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絵の練習方法の一つとして古来より、模写なる方法があります。

 

でも巷では模写は効果がある、だとか模写は効果がないだとか
正直どっちなの? ということがあります。

 

今回はこの模写について個人的見解を述べたいかと思います。

模写をしても模写が上手くなるだけ

答えはこれです。ただやみくもに模写をしても結局模写がうまくなるだけで、余程応用力のある頭のいい人でもない限り自分の絵に応用は難しいです。

 

ただ模写を限界まで極め、それを作品としたい人には最高の練習法です。

実体験

実はこれ私の体験からそう言っております。私自身模写がめちゃくちゃ上手いってわけでもありませんが、それでも10年ばっかし絵描き続けているわけで・・・


一時期、


「模写をすれば絶対に上手くなる」


と信じて、毎日2、3時間ほどポーズ集の模写等を行っていた時期がありますが、結局自分の絵が上手くなったという実感がわかず、ただ模写をするのが多少こなれただけでした。

 

今でも気分転換で、模写をするときがありますが、たいして意味がない感じがしてなりません・・・。

 

多分前回話した「デッサンの練習をしてもデッサンが上手くなる」と同じ理屈ですね。

模写はある程度できたほうが良い

じゃあ模写はできなくてもいいのか? と言われればそうではありません。模写をして観る力を養えば気づくことも多くなりますし、なにより描写力の向上につながります。

 

単なる模写としてではなく、自分の絵の制作のにおいて資料を見て描く際に役に立つのです。

 

例えば

 

(ポーズ人形にポーズをとらして模写)+(服飾のデザインを検索で探して模写)+(好きなキャラクターの顔だけ模写)+(建物の資料の一部だけ模写)+(夕日の資料の模写)=自分の絵


というように模写を組み合わせて自分の絵を作れば、できのいい絵が完成します(あくまで方法の一つとして)。

 

絵が全く描けない人に関しては、ある程度模写ができるようにしといたほうが役に立つよ。

 

という感じです。

実戦が一番

結局不器用な人が練習をしたところで練習が上手くなるのが落ちで、実戦ではたいして役に立ちません。それなら初めから実戦をして、実戦の中で学んだほうが幾分か効率がいいという話です。

 

このブログでは絵のことに関するブログなんで模写で話してますが、実戦で学ぶということは絵に限った話ではない気がします。例えばプログラミングの学習やビジネスなんかでもそうじゃないでしょうか?

 

 

絵が上手くなる上でデッサン力は必要か!?

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皆様絵を描いているとデッサン力という言葉を耳にすることがあると思います。

絵を人に見せて「あんたの絵にはデッサン力が欠けている」なんて言われたりした人もいるんじゃないでしょうか?

 

私自身、デッサン力があるとは到底言えませんが、

今までデッサン力に辛酸をなめてきた経験から、今回はそのデッサン力は果たして必要か? の個人的な見解を述べたいかと思います。

デッサン力は無いよりはあったほうが良い

デッサン力が物の形状を正確に描写するための観察力と描写力とするならば、結論から言うとデッサン力はあったほうがいいです。デッサン力があれば精密な絵も描けますし、ディフォルメの利いた絵を描くことも思いのままです。

 

しかし「デッサン力は無いよりはあったほうが良い」と言うように必ずしも必要ではありません

絵の上手さには色々ある

世の中の絵を見てみるとその用途に応じて様々なテイストの絵があります。
ゲーム、アニメ、映画、漫画、小説、絵画、広告、工業デザイン等々多種多様であり、そのそれぞれで求められる上手さが違います。


確かに映画のコンセプトアート等はかなりの「デッサン力」が必要かもしれません。

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しかし広告等に載せる「いらすとや」みたいなイラストにはそこまで必要ないと感じます。
これが「デッサン力は無いよりはあったほうが良い」と言った理由です。

デッサン力には種類がある

しかし世の中ではデッサン力に種類があります

 

仮に「私は漫画家になりたい」という方がいたとしましょう。

その方は大学の受験でデッサンを学びましたが、漫画を描いて編集者に見せたところ、


「君はデッサン力がないね」

と言われてしまいました。

大学受験でデッサンを学んだのにも関わらずです。

 

なぜこの編集者がこう言ったかというと、この編集者が言うデッサン力とは「漫画絵として見栄えのよさ」であり、大学受験で培ったデッサン力とは別物なのです(全部応用できないというわけではない)。


実際私の知人にも受験デッサンは上手いのに、イラストは小学校高学年レベルという人がいました。

絵が上手くなるには実戦で学ぶのが良い

知人の例のように受験デッサンをしたところで、「見て描くだけの受験デッサン」が上手くなるのが関の山で(頭のいい人はそこから様々な事を学びとり自分の絵に活かせるのでしょうが・・・)、

 

やはり絵(漫画としての絵、アニメとしての絵等)が上手くなるには実戦の中で、細かく色んなことを調べ、実戦の中でデッサン力を養っていくのが一番効率がいい気がします。

最後に

今回はデッサン力について個人的な考えを述べました。

正確に描写する意味でのデッサン力は無いよりはあるほうがいいけど、絵の種類ごとにデッサン力の意味は違うから気を付けようという事ですね。

一番危険なのはデッサン力を重要視しすぎて頭が硬くなってしまうことですね。

液晶タブレットと板タブレット買うならどちらがいいか?

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魅力的なデジタルイラストを描くうえで重要なものがあります。それはずばりタブレットです。もちろんそれが全てとは言いませんが、重要なファクターであることは確かです。
タブレットには大きく分けて、液晶タブレット板タブレットの二種類があります。
今回はその二つの紹介をしたいと思います。

液晶タブレット

今から絵を描き始めるという方にはやはり液晶タブレットが一番おすすめです。
なにしろ常に持ち歩くことができ、合間時間に描けるというのが一番大きいと感じます。

〈メリット〉
・アナログに近い感覚で描ける。
やはり液タブにおける一番の利点がこれと思います。アナログでの感覚をある程度近いかんじで持ってこれるので、慣れる時間もそこまでかからないというのもよく聞く話です。

・どこでも持ち歩ける(製品による)ので合間時間を有効に使える。
これは製品によると思いますが、外で描けるというのはでかいです。ipadを使ってスタバで作業するというのもおしゃれな感じがしていいですね。

・場所をとらない。
これも製品次第とは思いますが、タワー型のパソコンに比べれば場所はコンパクトに収まります。ただ、人によってはコード類で意外に場所が埋まると感じる人もいるかと思います。

〈デメリット〉
・まだまだ価格が高い。
板タブに比べるとまだまだ価格が高い印象を受けます。それでもひと昔前に比べるとだいぶ安価になっています。30万とかザラにありましたが、今なら安価なものなら5万以内のものもあります。

・姿勢が悪くなる。
これは描く本人の注意次第と思いますが、集中しすぎて画面に顔を近づけすぎないように気を付ける必要があります。

・手で画面が隠れる
人によってはうっとおしいと感じる人もいるかと思います。とはいえアナログに近い感覚という持ち味から考えれば、手で画面が隠れるというのもまた持ち味の一つな気はしますが・・・。

板タブレット

昔はこちらのデバイスしか存在しなかったので、タブレットといえばこれ一択でした。こちらもメリット、デメリットを下に記載しました。

〈メリット〉
・安価で手に入る。
液タブに比べ安価で手に入ります。安い物なら新品で1万円前後で手に入りますし、中古なら半額以下で入手も可能です。

・姿勢が崩れにくい
本人次第かと思いますが、モニターを見ながら描くため液晶タブレットに比べると姿勢が崩れにくいです。

・手で画面が隠れない
液晶タブレットはその性質上手で画面が隠れてしまうという特徴がありますが板タブレットではそれがありません。

〈デメリット〉
・アナログと感覚がだいぶ違うため慣れるのに時間がかかる。
この点が板タブレットの大きなデメリットだと思います。やはり画面を見ながら手元を見ずに描くというのはアナログと大きな違いがあります。とはいえここさえ解決してしまえば、板タブレットの恩恵にあずかれると思いますので、それまで我慢です。

・地味に場所をとる
板タブレットの大きさによりますが、意外に場所を取りますので、大きな机が必要になります。

個人的な見解

私は中学生時代から10年以上板タブレットを使い続けてきた完全な板タブレット派で、もはや慣れすぎてデメリットの「アナログと感覚がだいぶ違うため慣れるのに時間がかかる。」が完全になくなっております。とはいえやはり慣れるのに時間はかかり、当時は毎日描いてなかったとはいえ半年くらい違和感はあったと記憶しております。

液タブに触ったことはありますが、当然板タブとの違いは大きく、手が隠れて描きにくい点や描きたいところと画面上で実際に描画されるところの差で、戸惑う点は多いです。
私意外にもずっと板タブで描き続けてきた人はそう感じる人が多いのではないでしょうか。


ただ。今からデジタルで描くという人は、お金があるなら液晶タブレットから始めるでいいと思います。手が隠れてしまうというのもアナログなら当然ですし、アナログとのズレは多少あるものの板タブレットに慣れるよりかは早く慣れると思います。実際以前の仕事場で液晶タブレットを導入したときも、支給された人は一日くらいでなんだかんだで使えるようになっていました。

最後に

ひと昔前までは液晶タブレットというとプロ中のプロが導入するという感覚でしたが、今や多少高いもののイラスト初心者でも十分導入を考えてもいい値段になっているかと思います。
もちろん紹介したタブレットを使わずマウスで描くというのもありですので、個人の流儀にあった道具を使うのがなんだかんだで一番いいですね。

クラウドソーシングでの依頼の受ける時気を付けること

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ネットで稼ぐ手段の一つとしてクラウドソーシングなるものがあります。
ココナラは以前紹介しましたが、先日クラウドワークスとランサーズに登録し、ランサーズで早速依頼を受注できましたので今回はその話をしたいかと思います。

クラウドソーシングの依頼は単価が低いのしかない?

クラウドソーシングでよく目にする依頼でブログ等の記事を作成する依頼です。この記事作成の依頼では文字単価で報酬が決まることが多いのですが、ひどいもので文字単価0.1円というものがあります。これは手練の人が1時間に2000文字描いても自給200円にしかならず、当然これではいくら数をこなしても生活費を稼ぐことすらできません。
(もっともココナラで似たような価格で私もイラストを描いていますが、あくまでココナラの価格は実績を手っ取り早く稼ぐためと割り切っており。価格を上げる予定はあります。)

もちろん文字単価0.1円はだいぶひどい依頼です。しかし探していけば文字単価1円の依頼はあります。記事作成で稼ぎたい方はまずは1円付近の依頼を探してみるといいのでないでしょうか。

上記では記事作成の価格について書きましたが、他のジャンルでも同様です。
自分なんかは絵を描くので絵関係の依頼を探しますが、ご多分に漏れず悪い意味で価格のおかしい依頼がごろごろしています。自分の中でどのくらいなら受けていいか線引きをし、妥協せず、許容範囲の依頼を探していくといいかと思います。

自己紹介をしっかり記入する

自己紹介は依頼主が確認するところだと思いますのでしっかりと記入します。他の登録者(実績のある人)の自己紹介を参考に自分なりにかみ砕いて書くといいと思います。

ポートフォリオについても過去に制作物があるなら載せたほうがいいです。自分なんかはこのブログで紹介したイラストを載せました。
こった作品だけでなく用途に合わせた作品も載せると依頼者も安心して仕事を任せられると思います。

(例)受注者はめちゃくちゃこったリアルなイラストをポートフォリオに載せている、しかし依頼者が欲しいのは、「いらすとや」みたいなシンプルなイラスト。依頼者はすごいと思いこそはするけど、欲しいシンプルなイラストは描けないだろうなと思ってしまう。

提案分を書く

気に入った依頼があったらその依頼に応募しましょう。すると提案分作成という項目が出てきますので、提案分を書いていきます。私が応募したとき他のブログを参考に描きました。下のような文章です。

初めましてイラストレータのneoと申します。
依頼内容確認させていただきまして大変魅力的に感じ、応募させていただきました

私の得意なイラストの傾向はメカと女の子ですが、それ以外のものも対応可能です。
ランサーズでの実績はありませんが、他所で似顔絵や小説の挿絵やゲームイラストなどを描いております。

返信はすぐ行い、納期についても時間に余裕をもって納品したいと考えております。
誠心誠意依頼を遂行させていただきますので、何卒ご検討の程よろしくお願いします。

な、感じの提案分を書きました。もちろんこれがいいとも思いませんし、常にアップグレードの必要はあります。

依頼遂行しよう

現在私はランサーズで依頼の受注ができたというだけで実際の依頼はまだ遂行していません。しかし基本はどんな仕事も同じです。

・内容のすり合わせをしわからないところは事前に聞き、途中で気づいてもすぐに質問する。
・メッセージの返信はすぐに行う。
・いい加減な仕事はしない(自給に見合ったクオリティの中で限界のものを仕上げる)
・最悪の結果を防ぐため、作業の合間に依頼主にこれでいいか確認をとる。

ということに気を付けて作業を進めていけばいいかと思います。現状以上の点に気を付けて仕事をして大変な目にあったことはありませんので・・・^^

最後に

今回はクラウドソーシングについてお話させていただきました。
なかなか依頼探すのに難儀するかと思いますが、こうして受注したイラストを遂行した経験は自分にとって自信につながると思います。私も始めたばっかりでありますが、これがどんどん大きなことにつながっていけばいいと思っとります^^

 

同人誌にイラストを寄稿させていただきました!

ジッターさんの同人誌にイラストを一つ寄稿させていただきました。
「異能力/女子高生」というテーマで↓のイラストを描きました。

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ラフを作成しイメージのすり合わせ

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今回は割と自由度の高いイラスト作成でありましたが、いきなり描き始め明後日の方向に暴走する愚を犯す可能性もありましたので、ラフをまず提示しました。
同人誌は「異能力/JK」というテーマでしたので、オーソドックスでありますが、炎っぽい能力をイメージしラフを作成しました。
これを提示し問題なしということでしたので描き進めました。 

「かっこよく」、「かわいく」仕上げる

今回はテーマが「異能力/女子高生」ということでしたのでやはりこの二つが重要です。
自分はペン入れしたほうがキャラの印象を制御しやすいので、今回はペン入れでキャラを作成、背景やエフェクトなどは厚塗り風に仕上げました。 

最後に

詳しい同人誌の告知等はジッターさんのblogなりで告知されると思います。ジッターさんはとてもかわいくお上手な女の子を描かれる方なのでどうぞよろしくお願いします!!

 

twitter.com

 

 

jitterkun.hatenablog.com

イラスト制作に最適!! 使っても問題ないフリー素材サイトの紹介!!

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お疲れ様です。

皆様フリーの画像ってありますよね。↑の画像みたいなものが欲しくてまとめサイトを見てこの素材よさそうだなぁ、と思ってそのwebに行ってみると実は商用利用禁止だったり、そのwebサイトの名前を表記しないといけなかったりと、いささか使用するのに不都合なことがあります。
今回はそんな問題点が無いフリーの画像webサイトを紹介したいかと思います。

利用規約について

今回ご紹介するフリー素材サイトは商用利用可能、クレジット表記不要という点で紹介しております。使用の際には基本的以下の点に注意すれば大丈夫かと思います。

<画像をそのままの状態で配布したり、自作宣言してはいけない>
そのwebサイトにある画像を商用利用する場合は画像の一部をトリミングするなり描きたすなりの加工をする必要があります。売ったり配ったりする目的でなければ、挿絵みたいな感じで利用して大丈夫だと思います。
自作宣言については言うまでもないでしょう。

<写真に写っている人や建物に注意が必要>
フリー素材の写真には当然人が映っているものや建物があります。
人については肖像権が発生します。許可がとられているものが多いですが、中には許可のないものが混じっているのでその点は注意が必要です。
建物については、建物は基本的には著作権というものが存在しませんがエッフェル塔のイルミ―ネーションや彫像等の芸術物については著作権があるためそういったものには注意が必要です。ディズニーやサンリオの物などについても控えたほうが賢明ですね。

ぱくたそ

www.pakutaso.com

ブログのタイトル画像やイラスト用に加工するための画像サイトとして重宝します。解像度も小、中、大と選べるため様々な用途に使えます。
写真の量も質もかなり良いので個人的に一番おすすめです。日本のwebサイトなので日本の写真が多いです。

当ブログの写真素材でもかなりお世話になっております^^

写真AC

www.photo-ac.com

ぱくたそと同じく量と質が充実しております。利用するために会員登録する必要があり、また無料会員だと10点までしかDLできませんが素材集めの選択肢として候補の一つに入れといたほうがいいサイトです。

 

Pixabay

pixabay.com

海外の素材サイトですが、日本語にも対応しております。しかし日本語で検索するよりも英語で検索したほうがお目当てのものが出るかと思います。
海外の素材サイトだけあって海外の風景や物が充実しております。ここら辺は↑のぱくたそと使い分けるといいかと思います。画像サイズ1920×1280までなら会員登録も必要ないです。

 

Textures.com


www.textures.com

これまた海外の素材サイトです。こちらはテクスチャ―の画像を主に扱っており、描いたイラストに任意の質感を与えたり3Dを作りたい場合に重宝します。
岩肌などの無機物も充実しておりますが、虫や動物などの生物も充実しております。

最後に

今回は以上のフリー素材サイトをご紹介しました。これ以外にもありますが、↑の素材サイトを使用候補として登録しておけば対応は十分可能だと思いますので、是非活用してみてください

ペン入れの仕方まとめ

お疲れ様です。本日は絵を描くためのちょっとしたテクニックをご紹介したいと思います。
というか多分このブログで以前紹介しておりますが、ペン入れテクニックのまとめです。

基本的なペン入れの法則

このブログでも何度かご紹介している基本的なペン入りの法則です。

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・物体のアウトラインは最も太くなる。

・光源の方向を意識し線の強弱を変える。

・物体の内側の線は細くなる。

・奥の物体の線は手前に比べ細くなる。

線で光を表現する

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・物体の線の途中や頂点の部分をとぎらせることにより光が当たっていることを表現できます。

・光源の方向にこの効果を施すと効果的です。

ベタにすると映える

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・その物体の中で特に暗くなる箇所をベタにすると画面が締まります。

・漫画的な絵に効果的です。

・手前の物体に施すと奥行きが生まれたりします。

面を際立たせる

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・面と面の際に斜線を付けることにより面を際立たせることができます。

・この時の線の処理はグラデーションを付けるとよいです。

・上の〈ベタにすると映える〉と組み合わせると効果的です。

最後に

今回は自分がペン入れするときに気を付けていることをご紹介しました。

あまりこだわりすぎと悩んで時間がかかってしまいますし、奥の物体に斜線で面の違いを表現してもうるさくなってかえって悪い効果をもたらしてしまいますので気を付けてくださいね^^

ココナラでイラスト活動する方必見! 作業の進め方

先々週あたりからココナラでの活動を始めました。
前回のこちらの記事で描いた通りなかなか安価なサービスにしたため、さっそく依頼がきて依頼をこなしておりました。
今回はその作成の流れをご紹介したいかと思います。

あなただけのイラストお描き致します あなたのブログやSNSのアイコン、小説の挿絵に是非!!

作業の流れを明らかにする

まずサービスをわかりやすく利用してもらうために作業の簡単な流れを記しました。
ちよっと長いですが↓の感じです。

 本サービスではブログや各SNSで使えるアイコンイラスト、自作の小説やブログの記事等の挿絵のイラストを作成いたします。得意な傾向は女の子とメカです。それ以外のものを描いてほしい方は要相談です。

ただいまお試し期間のため価格は最安価でご提供しております。今後の状況により適正価格に戻させていただきますので、この価格は「今だけ」です。


納品するデータ

・キャラクターは一名までで、頭から腿あたりまでとなります。
・簡単な背景をお付けします(サンプル(プールとメカ)の背景はちょっと大変ですのでこの規模はお断りさせていただくかもしれません^^;)。

特に指定がなければ、縦横2000pxの範囲、png形式で納品します。


作成の流れ

ご購入後、描いてほしいキャラクターの内容をお伝えください。
イメージに近い画像資料等あれば助かります。
イメージの共有ができた後
下記の作業にはいらせていただきます。

ラフ
簡易的な色も着色します。
大きな修正もこの段階でお願いします。1回までリテイク可能です。

ペン入れ
制作物のペン入れをします。1回までリテイク可能です。

イラスト清書
この段階では色味の修正を1回リテイク可能です

完成、納品

といった感じになります。


〇商用利用
利益が発生するwebサイトやグッズ等の作成で素材として使用可能です。

〇加工可能
購入者様が、表情を少し変たり、小物を必要に応じて追加することは可能です。

×二次配布
自分のwebサイトなどで、特に加工せずそのままの状態でフリー素材として配る行為は禁止します。

×自作発言
完全な犯罪行為なので、止めましょう。

納品したイラストは私のほうでサンプルや他サイトで掲載するので、その点ご了承お願いします。

といったようにサービスの頭に↑の文章をお客様に読んでもらうようにします。

 

サービスを購入してもらいイメージの共有

お客様にサービスを購入していただいたら、ダイレクトメッセージにてイメージ共有をします。↑のテキストにて「イメージに近い画像資料等あれば助かります。」と表記しているので、現状お客様のほうである程度資料を提出していただけます。資料の提出がなければこの段階で適当に私が資料のほうを探します。
この段階でスケジュールも提示します。

 

実作業

ラフを描いて提示
↑のイメージ共有が終わりましたらラフを提示します。
私はお客様にイメージしてもらいやすいよう、だいぶ下描きに近いラフを提示します。この時簡単に色もつけてしまいます。

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このイラストの時は良かれと思って水着の胸元を見えるようにしましたが、もう少し首元に近づけてくれとの修正が入りましたので、そのように直しました。

<ペン入れ>

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ラフを描き終えたらペン入れをします。ラフで気にくわない点やデッサンの狂いも修正しつつペン入れします。このイラストの時は特にペン入れに関しては修正がありませんでしたが、必要とあれば修正を致します。

< 色塗り>
ペン入れを終えたら色塗りに入ります。この時修正をしやすいようにレイヤーを分けておくと修正が入ったときに楽に処理できます。
このイラストの時は水着をもう少し鮮やかにしてくれとの修正が入りましたのでそのようにしました。

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<納品>

作業の合間にお客様に提示する段階を作る
私は↑の3つの段階(ラフ、ペン入れ、色塗り)でお客様に作業を見てもらう段階を作っています。
最初から完成までもっていってしまうと、いざ提出したときにお客様のイメージと大きく違ってしまう可能性があるからです。それを未然に防ぐための措置です。

最後に

今回はココナラでどのように活動しているかを書きました。
もしココナラなどのクラウドソーシングで活動しようと思っている方等は参考にしてみてください。

あなただけのイラストお描き致します あなたのブログやSNSのアイコン、小説の挿絵に是非!!

「ココナラ」で出品始めました!!

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ネットを利用しての商売でクラウドソーシングなるサービスがあります。
クラウドソーシングには、「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」等々のサービスがあります。

今回私は「ココナラ」にて出品しましたので、今回は「ココナラ」の特徴と出品している自分のサービスについてご紹介したいと思います。


「ココナラ」とは?

coconala.com

「ココナラ」は自分の知識やスキルを売ることができるネット上のサービスであり、出品者が出品している案件幅広く占い、webデザイン、イラストレーション、音楽等色々あります。
他に似たようなサービス「スキマ」「スキロッツ」等のサービスがあります。
「ココナラ」は他のサービスに比べ取引での手数料が高いですが、広告での集客力に優れているといえます。
全体的に安価なため依頼者は個人という場合が多いです。

 

「ココナラ」で出品しました

あなただけのイラストお描き致します あなたのブログやSNSのアイコン、小説の挿絵に是非!!

この度、私neoはココナラでイラストを描いて売るというサービスを始めました。
なぜ「ココナラ」で始めたかと言いますと、最低500円でサービスを提供できるのと集客力故に利用者が多いからです。

出品内容のイラストの利用方法はブログやSNSのアイコン、自作小説の挿絵などです。

いくら自分が無名とはいえ、だいぶクレイジーなサービスを提供していると思います。
なぜこんなサービスにしたかと言いますと、基本的に利用者は個人でお金もそれほどだせないし、出品者に信頼もないので、お客さんはなかなか購入に踏み切れません。
なので「ココナラ」で自分を売り出すこれくらいのサービスにする必要がありました。無料で出品できるなら(「ココナラ」では昔無料で出品ができた)無料でも問題ないくらいです。

もちろん500円という価格は永遠に続けるにはきついので、ある程度実績を得たらまた価格を調整します。


「ココナラ」は価格破壊!?

少し前にNHKが主婦から通常3万円かかるイラストを2500円で依頼したという話題があり、それを見たイラスト仕事をしている人から「価格破壊」という声が上がったことがあります。

私も最初は「価格破壊」になるから自分のスキルの安売りはよそう・・・と考えました。

しかし世で仕事があるイラストレーターさんも全員でないにしろ駆け出しの時は、無料で友達のペットの絵を描いたり、知り合いの似顔絵を格安で描いて一つ一つ実績を積み単価の高い仕事を受けられるようになったのではないでしょうか?

私はそうした事柄の延長線上の一つにあるのが「ココナラ」等のクラウドソーシングサービスじゃないかと考えます。

確かに安い価格で済まそうとする企業やそうした流れを生み出している社会に思うことはありますが、無名の人が実績を得るという段階で利用するにはとてもいいサービスと私は考えます。


最後に


今回は「ココナラ」で出品したことについてお知らせさせていただきました。

 

しばらくは「ココナラ」で活動しようと考えております。


私にイラストを描いてほしい方、今なら格安で受け付けているので試してみてはいかがでしょうか?

あなただけのイラストお描き致します あなたのブログやSNSのアイコン、小説の挿絵に是非!!

弐瓶勉による重厚なSF漫画「BLAME!」の紹介!!!

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SF作品というと色々あります。有名どこでいうとやはり「スターウォーズ」や「スタートレック」日本だと「ガンダムシリーズ」でしょうか・・・。

私もSF作品が好きで漫画や小説を読むとなると選択肢としてSF作品が上位に来ます。
今回はそのSF作品の中でも自分にかなり影響を与えた、漫画家弐瓶勉・原作の
SF漫画「BLAME!」の紹介をしていきたいと思います。

 

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弐瓶勉先生とは?

今回紹介する「BLAME!」がデビュー作で、最近では「人形の国」を連載しております。

他にもアニメ化され、恐らく弐瓶作品では最も有名な「シドニアの騎士」やバイオハザードによる世界崩壊を描いた「BIOMEGA」等々があります。

「BLAME!」も最近映画化されたので映画だけ知ってる人も多いのではないでしょうか?


「シドニアの騎士」から弐瓶作品を知った人には、かわいい感じの絵でとっつきやすい印象を受けると思いますが、「BLAME!」から知っている人には重厚感あふれる白と黒のコントラストを効かせた絵を描く作家さんという印象かと思います。

「BLAME!」の世界観

よく何がなんだかよくわからないといわれる「BLAME!」ですが
話の目的事態ははっきりしております。

 

大昔人類の文明は隆盛を極めており、「ネット端末遺伝子」をもつ市民は「ネットスフィア」にアクセスし都市の持つ機能を最大限に生かし生活していた。

しかしなんらかの変調がおき「ネット端末遺伝子」に狂いが生じてしまった。「ネット端末遺伝子」がなければ正規の市民と認められず「ネットスフィア」にもアクセスできない、「セーフガード」と呼ばれる都市の異分子を排除する機能にも駆逐され、人類の大多数は生きていくことができなかった>

長い年月が経ち都市から人の姿が消えたころ、主人公である霧亥は都市機能を復活させる鍵となる「ネット端末遺伝子」を求め都市を探索する。

 

という話です。


ただ所々での説明が全くなく、初めて読んだ人は半分も理解できないのではないでしょうか・・・

「BLAME!」の魅力

<圧倒的な背景描写>
「BLAME!」といったらやはり巨大な都市の描写でしょう。

主人公霧亥は劇中でずっとこんな感じの都市構造体を探索し続けます。
建設者と呼ばれる重機が無作為に建造しているため、都市はだいぶ人間には不親切な作りになっていたり、何度も見返すと色々な発見があっておもしろいです。

 

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画像引用元:BLAME!(株式会社講談社)

 <容赦ない戦闘シーン>
建物の描写ばかりに気を取られがちですが「BLAME!」
アクションシーンもすごいです!!

 

霧亥は「セーフガード」や都市に居座る好戦的な不法居住者「珪素生物」と戦うことになります。たいていは武器の「重力子放射線射出装置」ですぐ片付けてしまいます。下のようにw

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画像引用元:BLAME!(株式会社講談社)

「重力子放射線射出装置」の破壊力はすさまじく、超構造体というとてつもなく固い物質にも簡単に穴をあけます。劇中では射線上70kmに穴が空いたという破壊の規模を表す台詞もあります。

 

しかし「重力子放射線射出装置」はその危険性からよく奪われたりします。そんな時は霧亥は白兵戦を行います。

これが超強く、胴体貫かれてもひるまず戦い、「珪素生物」相手には顔面にマシンガンブローかましたりしますw

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画像引用元:BLAME!(株式会社講談社)

ぼこぼこです。

「BLAME!」の楽しみ方

先にも少し描きましたが、「BLAME!」は一回読んだだけでは理解できないです。
しかし何度も読んでいると様々な発見があったり、垣間見える描写から、想像を膨らませることもできます。発行されてから結構時間がたっているので、web上には「BLAME!」の考察をしている所がちらほらとあります。そうしたところから他の方の考察をみて楽しむのもおもしろいです。 

最後に

「BLAME!」は2017年に映像化もされました。
ネットフリックスで配信されているので、こちらもおすすめです。


www.youtube.com

 

  

下は私が描いたファンアートです。地味にスーツを描くのが大変でしたね・・・

ただ背景の爆発とか割といい感じでないでしょうか?

 

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というわけで今回はSF漫画「BLAME!」の紹介でした。

またよろしくお願いします^^

 

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終末の画家ベクシンスキーについて!!

お疲れ様です。
画集っていいですよね!!
私も色々と絵描きさんの画集を買って見ています。
今回はその中でもかなり好きなベクシンスキーという画家についてご紹介したいと思います。

 

人によっては若干刺激の強い画像もあると思いますので、無理しないようよろしくお願いしますm(_ _)m

 

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ベクシンスキーとは


ズジスワフ・ベクシンスキー
1929年2月24日 誕生
2005年2月21日 (75歳没)

 

ポーランド出身で、
少年時代にポーランド侵攻を体験しており、祖父や父が建築士のためクラクフ工業大学建築設計学部に入学、卒業後は建築の現場監督をしますが、この仕事はベクシンスキーにとって苦痛でしかなく、芸術の道に進みます。

 

1998年妻がなくなり、翌年息子がうつ病により自殺してしまいます。

 

本人も2005年友人の息子にお金を貸してほしいと頼まれ、それを断ったため殺害されてしまいます。

 

ベクシンスキーの作品


上記の来歴のように(来歴が本当に作品に影響しているかどうかはわかりませんが)なんとも退廃的な絵がベクシンスキーの持ち味で、「終末の画家」と呼ばれるほどです。

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こちらはネット上では有名な「三回みたら死ぬ絵」です。
もちろん三回以上見てもなんともありませんが、確かにそう言われてもおかしくない「凄み」があります。やはり上記の人生経験がこうした絵の原動力になっているのでしょうか…。

 

 

また嫌がって建築の現場監督は止めたものの、経験は生きているのか、建造物の絵も作品には多いです。

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かなり壮大ですね!!

 

それ以外にもいくつか集めた絵を載せてみます。

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ベクシンスキーの作品にはタイトルがなく、本人は作品の理論付けや詮索を非常に嫌ったそうな…。

確かにタイトルを付けて作品の方向性を定めてしまうよりも、タイトルを付けないほうが見る人が自由に作品を見れる気がしますね。

 


また、ベクシンスキーはカラーの絵の印象が強いですが、モノクロの絵もすごいです。


なんというか、人の負の感情がダイレクトにくるというか、絵の迫力はカラーの絵よりもあると思います。

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うーむ怖いですね^^; 画集でまとめてみるとかなり迫力ありますよ。

まとめ

いくつかベクシンスキーの絵を載せましたが、影響を受けているゲーム、漫画等はかなり多いと思います。
それだけ今のデザイナーに与えている影響はでかいのではないでしょうか?


最近では「Scorn」というベクシンスキーとギーガーを混ぜ合わせたような世界観のゲームが(結構前から開発していたようですが)近日発売となるようです。好みがわかれるゲームだと思いますが、個人的には今最も注目しているゲームの一つです^^

www.youtube.com

 

日本で展覧会はありませんが、画集はいくつか販売されていますので、気になったら是非購入してみてください。なかなか圧倒されるものがありますよ!!

 

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