お疲れ様です。
画集っていいですよね!!
私も色々と絵描きさんの画集を買って見ています。
今回はその中でもかなり好きなベクシンスキーという画家についてご紹介したいと思います。
人によっては若干刺激の強い画像もあると思いますので、無理しないようよろしくお願いしますm(_ _)m
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ベクシンスキーとは
「ズジスワフ・ベクシンスキー」
1929年2月24日 誕生
2005年2月21日 (75歳没)
ポーランド出身で、
少年時代にポーランド侵攻を体験しており、祖父や父が建築士のためクラクフ工業大学建築設計学部に入学、卒業後は建築の現場監督をしますが、この仕事はベクシンスキーにとって苦痛でしかなく、芸術の道に進みます。
1998年妻がなくなり、翌年息子がうつ病により自殺してしまいます。
本人も2005年友人の息子にお金を貸してほしいと頼まれ、それを断ったため殺害されてしまいます。
ベクシンスキーの作品
上記の来歴のように(来歴が本当に作品に影響しているかどうかはわかりませんが)なんとも退廃的な絵がベクシンスキーの持ち味で、「終末の画家」と呼ばれるほどです。
こちらはネット上では有名な「三回みたら死ぬ絵」です。
もちろん三回以上見てもなんともありませんが、確かにそう言われてもおかしくない「凄み」があります。やはり上記の人生経験がこうした絵の原動力になっているのでしょうか…。
また嫌がって建築の現場監督は止めたものの、経験は生きているのか、建造物の絵も作品には多いです。
かなり壮大ですね!!
それ以外にもいくつか集めた絵を載せてみます。
ベクシンスキーの作品にはタイトルがなく、本人は作品の理論付けや詮索を非常に嫌ったそうな…。
確かにタイトルを付けて作品の方向性を定めてしまうよりも、タイトルを付けないほうが見る人が自由に作品を見れる気がしますね。
また、ベクシンスキーはカラーの絵の印象が強いですが、モノクロの絵もすごいです。
なんというか、人の負の感情がダイレクトにくるというか、絵の迫力はカラーの絵よりもあると思います。
うーむ怖いですね^^; 画集でまとめてみるとかなり迫力ありますよ。
まとめ
いくつかベクシンスキーの絵を載せましたが、影響を受けているゲーム、漫画等はかなり多いと思います。
それだけ今のデザイナーに与えている影響はでかいのではないでしょうか?
最近では「Scorn」というベクシンスキーとギーガーを混ぜ合わせたような世界観のゲームが(結構前から開発していたようですが)近日発売となるようです。好みがわかれるゲームだと思いますが、個人的には今最も注目しているゲームの一つです^^
日本で展覧会はありませんが、画集はいくつか販売されていますので、気になったら是非購入してみてください。なかなか圧倒されるものがありますよ!!
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