pixiv等を徘徊しているとやたらと絵が上手い人っていますよね。私もリアルでそういう人を見てきたのですが、やっぱ絵が上手い人には似たような特徴があります。
今回はそのことについてご紹介したいかと思います。
1.絵を描くのが早いため大量に描いている
絵が上手い人は絵を描くのが早いため、必然的に数をこなせます。そうなると当然手が遅い人よりも何枚を何十枚も絵をこなせます。
例えばアニメーターさんに良くある話で、手が早く一日50枚こなせるAさんと手が遅く一日25枚のBさんがいたとします(枚数についてはそれほどアニメに精通していないため憶測にすぎませんが)。
一日二日ではたいして差はありませんが、一年も立つと(休みを除いただいたい230日くらいで計算)Aさんは11500枚、Bさんは5750枚と雲泥の差がついています。
実際は慣れとかもあって技術的に倍の差ということはないかもしれませんが、それでも何回も実戦を積み重ねられるのは驚異的ですね。
2.絵を描くのが好き
当たり前だろと思うかもしれませんが、その次元が違うのです。
普通レベルの好きは、すごく気が向いた時に絵を描く、絵を描くのが嫌いではない程度には好きです。
その上が、休みの日や暇な時間に絵を描くです。これでも相当好きだろうと考える方もおられると思いますが、このレベルは目の前にゲームや漫画があるとそちらに気を取られてしまうレベルです。なのでその怠惰さを嘆き逆にストイックに絵に時間をささげようとし、それが精神的負荷になってしまうこともあります。
そして絵が本当に好きな人は、自然に自分のすべてを絵に捧げられる人です。自然なので自分を追い詰めることもなく、絵を描いてないときも自然に絵のことを考えられているレベルです。
3.観察力に優れている
絵が上手い人は観察力に優れています。
資料から短時間で特徴を読み取り、それを描写できるので、上記の「絵を描くのが早いため大量に描いている」にもつながってきます。そして手が早いので、さらに実戦の中で観察力を養っていけます。
これはデッサンや日々の実戦などで、養っていくことも可能と思います。
4.しっかりインプットをしている
絵が上手い人は映画や漫画等の世の作品を見て、自分の作品に反映できないか観察しています。
しかしだからと言って絵が下手な人が
「じゃあ映画を見よう!」といきって挑戦しても、ろくな情報は得られません。何を自分の作品に活かせるか? どういったシーンが適切なのかまったく(全部がとは言いませんが)わからないので、結果一般人と変わらない「ただこの映画おもしろかった」という感想しか得られません。
技術力の成長は基本的にインプットとアウトプットのバランスで成り立っています。絵が上手い人の場合普段からアウトプットをしているので、自分の次の作品には何が活かせ、どういったシーンがかっこいいか、普段からアウトプットをし分析しているので、インプットも最適に行えます。そうしてインプットして得た情報を即座にアウトプットして発信し、自分の糧とするので、どんどん絵が上手くなっていきます。
恐るべき絵が上手くなるスパイラル
絵が上手い人は上記の4つが上手くかみ合い想像を絶するスピードで絵が上手くなっていきます。
手が早く、観察力もあるため作品が早く完成し、休みの日なんかに映画を見てインプットして、即座にまたアウトプットします。しかも絵が心底好きなので、ゲームなどの寄り道をせず(したとしても絵の糧となる)このループが停止することがありません。
恐ろしいですね・・・。
最後に
今回は絵の上手い人の特徴についてご紹介させていただきました。
しかしこうした絵が上手い人の特徴を知ったところでどうすれば、こうなれるのか? ですよね。
答えはシンプルです。まずアウトプット(なにかしら描く)することです。
アウトプットしないと何が自分に足りないかわからないためインプットしようもないですし。はたして自分が手が早いのか遅いのかすらわからないです。
アウトプットして発信すれば世が自分に対して何を求めているのかもわかります。そうして得た情報を元にインプットし、またアウトプットするというサイクルです。そんな感じですね。
本日より毎日更新は終了しますが、週一更新は続けたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いします。