イラストが出来上がった時って気分がいいですよね?
「自分って天才じゃないの」とか
「この子かわいー」とか
割と全能感にしたれるのですが、一日たったり
pixivとかでうまい人の絵を見ると
「あれ、自分の絵しょぼくね?」とか
「自分死んだほうがいいな」となります。
ひどいときは、あまりの自分の下手さに嫌気がさして、絵を描くのをやめてしまうこともあります。
以前に似たような記事を作りましたが、今回は違う切り口から書いてみました。
隣の芝生は青い
私は冒頭の現象を「隣の芝生は青い現象」と勝手に呼んでいますw
評価されている人を見て
「自分はクズだ」
と人はどうしても自分と他人を比べてしまいます。
むしろ比べるのが癖になっています。やはりこれは、私生活、学校教育、会社の中で常に他人と競争することが求められるので、日本で成長するとどうしても身についてしまう思考の癖です。なのでどうしてもそういう考えが出てしまうのはしょうがない部分があります。
その評価されている人ももっと評価されている人を見て
「自分はクズだ」
と思っているかもしれませんし、あなたを見て
「あの人の絵はいいな」
と思っているかもしれません。
原因
思考の癖自体はあるのですが、それ以外にも原因はあると考えます。
まず単純に満たされていない事
例えば、「絵で評価されていない」「収入がない」等
満たされていないことがが多く大きければ、他人と比べてしまいますし、満たされていない事が増大すれば、極端な思考の人は取り返しのつかない犯罪を犯してしまうこともあります。
そしてもう一つはその時の精神状態です。
日によって
「さーてやったるか」というポジティブな時と
「何もやる気が起きない……」というネガティブな時
な時があると思います。詳しいことはわかりませんがここら辺はうつ病とかも関係してくるかもしれません。
解決法
単純ですが「気にするな」、「比べても無意味」という思考を徹底するしかありません。
実際問題、他人と比べても自分の人生に何の利益をもたらしません。たしかに自分ごときが挑戦を続けても評価されないかもしれませんが、比べて止めてしまい歩みを止めてしまえば評価される確率はいよいよ0になってしまいます。
ならば黙ってやるしかありません。
しかしそうは思っていても思考というのは習慣ですので、生まれてから20、30、40年と身に沁み込んだ思考は黙れと言っても黙ってくれません。思いだしたころに
「自分はクズだ」
という思考が発生してしまいます。
上記のように比べても意味がないという思考を徹底するのと以前紹介した怒りの納め方を転用するのもいいかもしれません。
最後に
絵に限らず何かに挑戦するとこうしたネガティブな思考はどうしても付きまとってくる問題です。
しかしこうした思考との付き合いも、修行のひとつと考えるとおもしろいかもしれませんね。