キャラクターや建物を描いていると画像の箇所みたいに奥の物体の大半が隠れていて、者同士の位置関係が曖昧になってしまうということがあると思います。
今回はこの症状の解決法を紹介したいと思います。
見えないところも描こう!!
身も蓋もないですが、まさにこういうことです。
人によって
「見えないところを描く必要はないんじゃないの?」
「見えないところを描くのはめんどくさい」
と思う人はいるかと思いますし、むしろ普通の感覚です。
しかし絵を描くのが慣れていない状態で、描いてしまうと
画像のように変な位置に腕がある!?
(このままでは上腕が異様に長い人です^^;)
という風になることがあります。
これを防ぐために慣れていないうちは見えないところを描いたほうがいいです。
具体的な方法
実際に作業を進めていきます。
と言っても単純に見えないところを描くだけですが^^;
あえて言うなら、見えないところを描くときは下のようにラフで大丈夫です。
あくまで位置関係を明らかにするだけなので、ペン入れする必要はありません。
(位置を明らかにしたら正しい位置で奥の腕を描きましょう。)
ただ奥の物体を後から動かしたい場合はレイヤーを別にして、後から回転や移動で動かせるので便利です。
(回転で腕の角度を変えてみました。)
また慣れていないうちは、下のように一見簡単なものでも油断せず、見えないところを描いたほうがいいです。
さもないと下の画像のように思ってもみない形になってしまうからです。
(隠れている場所を意識していないため歪な形になってしまいます)
最後に
今回は意識しないとついついめんどくさくなって省略してしまうことについて書きました。
地味なことですが、こういったことを積み重ねることが上達への近道だと思いますので、参考にしていただければ幸いです。