ようやく買ったデジタルツール。
しかし機能がわからない……。
レイヤーってなに?
って思う方いるかと思います。
今回は初歩的なことではありますが、レイヤーとはなにか? について語りたいかと思います。
レイヤーとは?
レイヤーとは透明な紙と考えるといいですね。
昔のアニメでは、セル画という透明なフィルム? 人物がきて、その下に背景という構造になっていました。
下の画像の感じです。
不透明度を変更しよう
各レイヤーは不透明度の数値を変更できます。
通常時は不透明度の数値は100%になっていて、絵を描いたそのままの状態で表示されていますが。
この不透明度の数値を0%に近づけていくと描いた絵を薄くすることができます。
この数値はいつでも調整可能です。
よく使うレイヤーの合成モード
ここでは私が普段よく使う合成モードについて説明したいと思います。
〈通常〉
下層レイヤーに調整中レイヤー色をそのまま重ねます。
基本色や主線(イラストの構成によっては乗算にする場合もあります)、はみだし修正などの最終仕上げなどで使います。
〈乗算〉
下層レイヤーに調整中レイヤーの色を掛け算で加えます。
下層レイヤーと調整中レイヤーをなじませつつ、調整中レイヤーの色をより濃く反映したものが表示されます。
下層レイヤーが黒の場合はそこから色が変化しません。
また調整レイヤーに白で描いてもなにも描写されません。
〈オーバーレイ〉
個人的に最も多用します。
調整中レイヤーのRGB数値が高い場合、下層レイヤーと合わせたときに表示される結果は明るく表示されます。
逆に調整中レイヤーのRGB数値が低い場合、下層レイヤーと合わせたときの結果は暗くなります。
絵の状態にもよりますが、このオーバーレイをうまく活用することが自然な絵を描く鍵かと思います。
〈スクリーン〉
乗算の逆で、調整中レイヤーを下層レイヤーと合わせたとき、明るい部分をより明るく、下層レイヤーで暗い部分でも、明るくしていきます。
個人的に使う箇所はハイライトの最も明るい部分で使います。(キャラクターの目など)
以上4つの合成モードを私はよく使います。これにさらに各レイヤーの不透明度を調整してなじませていきます。
最後に
今回はレイヤーのことについてお伝えしました。
紹介した合成モード以外にも、色々あります。ソフトによりますがphotoshopになると20種類以上もあります。
上記で紹介した合成モード以外にも、絵の種類によって必要な合成モードというのは変わってくると思います。
皆様も絵の練習をしていく中で、自分なりにレイヤーの使い方を編み出していきましょう!!