自分には絵を描く才能がないんじゃないか……。
何度描いても上手くならなかったり、下手だと言われ続けていると
そんな風に考えたくなくても、考えてしまいます。
今回は絵を描く上で才能について自論ですが述べたいと思います。
才能とはなにか
私が考える才能というのは、その人がもともと持っている、考え方の癖や、空間の捉え方等の脳の癖が、才能というのではないかと考えます。
脳の癖がちょうど絵を描くの適していれば才能があるという感じです。その極致が、サヴァン症候群等の映像記憶を持っている人たちです。
映像記憶はその名の通り、一瞬景色を見ただけで、その風景をなにも見ず記憶だけで精密にスケッチできる能力です。
絵を描くにおいて圧倒的な才能を持ちますが、その代わり私生活に影響が出るレベルでコミュニケーションができなかったり、自閉症を併発しています。(人によりますが)
なにかの才能があるということは、その才能分別のどこかを犠牲にしているのかもしれませんね……。
努力で覆る
上記で才能というのはあると書きましたが、一般レベルの才能は個人の努力次第で十分覆せると私は考えます。
どんな人でもある程度描いていれば、実際上手くなりますよね。才能がある人でもまったく描いてなければ、それなりのものしか描けません。(化け物レベルの才能の人を除く)
幸い今の時代、絵の基本的な技術くらいだったら、お金をかけずともネットにごろごろしてます。
だけど才能がある人には勝てない
しかし才能がある人が努力したとき、才能がない人では太刀打ちできません。
だいたいにおいて才能がある人は、絵のことを四六時中考えていますので、どんどん上手くなっていきます。手に負えません。
競争しない
人は幼いころからなにかと競争し続けることを強いられ成長します。そのおかげで脳に競争する癖が出来上がっています。
しかし才能がある人に限らず、誰かと同じ場で競争し続けることに無理があります。
そんなことをしていたらストレスでいつか致命的な病気になってしまいます。
それは絵だけでなく全てにおいてです。
自分には自分だけの勝負の場があります。
周りをみてあの人は絵の才能があるから……と嘆いたところで、自分の才能は変化しません。
絵が好きで上手くなりたいなら自分のすべてを生かし絵を描き続けるしかないのです。
最後に
今回は私の絵の才能についての考えを書いてみました。
結局才能があろうがなかろうが、絵が上手くなるためには黙って描きつづけましょう。