私はたまに専門学校時代のぬるま湯的空気に触れたくて、クリエイター系専門学校のwebサイトを調べるという奇特な趣味があります。
だけどまた行きたいかと真剣に問われればもちろんNOです。
年齢も30ですし、お金もありません。
しかし受験勉強めんどくさい、働きたくないけど、絵の専門学校とかどうかな? と考えている学生さんもいるかと思います。
今回はそんな方に向けて、クリエイター系専門学校に行くのは果たしてどうなのかを語りたいと思います。
怠惰で選んだ専門学校にいくのはやめよう
受験勉強がめんどくさい……や就職したくないという気持ちで、たいして考えもせず、絵が好きだからという理由で専門学校を進路に選んだなら、嫌でも就職したほうがいいです。
その理由を下に記しました。
専門学校に行ったところで、就職できるわけではない
専門学校ではよく就職率90%とか100%と聞きますが、実際は学んだことと関係のない業種も含まれますし、アルバイトも数値として加算されます。
もちろん学校によっては違うのでご了承いただきたいです。
学歴がついたところで大した意味はない
専門学校にいけば履歴書に学歴が書けます。
しかしそれがなんの意味があるかと問われればいささか疑問です。
というのもクリエイター職の場合、就職時必要なのはあくまでスキルであって、提出されたポートフォリオのできこそが重要です。
もちろん学歴重視の会社もあるかと思いますが……。
ぬるま湯的空気
私は専門学校のぬるま湯的空気は好きです。
できることなら永遠にぬるま湯につかっていたい気もします。
まあ、それが自分のためにならないのは明らかです^^;
クリエイター系専門学校は、受験勉強がめんどくさかった人や、かといって就職もしたくなかった人が多い印象です。
事実私がそんな感じでしたし(もちろん学費は自分で払いました)、周りもそんな人が多かった気がします。
そんな人が多いと当然怠惰な空気になりますので、真面目に技術を学びに来ている人にとって非常にマイナスです。
もちろんその業界にいくため、戦略を立てて専門学校にいく分に問題ありません。
学ぶ内容は独学で習得できる
私が専門学校に行ってた時、3Dの参考書をいただきました。
その学校では教科書の内容を1年かけて学ぶのですが、正直かなり分厚い参考書でありましたが、一人で集中して学べば一週~二週間くらいで学べる内容です。
他の教科についても同様です。このことから学ぶ内容はその気になれば一人でも十分学べます。
幸い参考書を買うお金がなくても、ネット上に学べる情報はごまんとあります。
学費が高い
やめたほうがいい一番大きな理由です。
ぬるま湯につかりたい気持ちはありますが、利用料金が200万円、300万円だと考え物です。
この学費というのは卒業したあと、自分の首を長い間絞め続けてきます……。
私はこの学費からよほどのことがない限り専門学校に行くことをお勧めしません。(今回のテーマである怠惰からでなくても)
まとめ
上記の理由により、怠惰で選んだ専門学校に行く価値はありません。
周りのレベルも低いですし、本人のやる気のなさから、専門学校の少ないながらも大きな利点である、つながりのある企業から仕事の斡旋もありません。
そして学費のこともあります。
もし受験勉強したくないなどの怠惰で専門学校を選ぶなら、あとで確実に後悔します。
もう一度言いますが、怠惰から専門学校いくくらいなら、おとなしく働きましょう。
なお今回述べたことは、俗にいうFラン大学に行くことも適応されます。
最後に
今回は専門学校の件について語りました。上記で語ったことはあくまで怠惰から選んだ専門学校です。
もちろん学校によっては本当にすばらしい学校もあります。(学生作品とか驚愕する質の学校もあります。もちろんネット上でみた情報で、実態はわかりませんが^^;)
専門学校を進路に考えている学生さん等は、入念に下調べをした上で、将来の計画をきちんと立てて選びましょう。
高い志をもって選んだ専門学校は、きっと学費に見合うだけの価値があるかと思います。
もし自分に合わないと思ったら卒業まで在学せず、すぐやめましょう。学費というダメージが少ないうちに……。
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