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絵を描く時間短縮につながる、綺麗な線を引くための練習法!!

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キャラクターのペン入れするとき、慣れていないと線がふにゃふにゃになってしまい、うまく制御できないということがあると思います。


今回は線の練習法について提示したいと思います。

 

綺麗な線とは


ここでいう綺麗な線を引けるというのは、途中でふにゃふにゃしたりせずなるべく一発で思い通りの線画引けるということです。


綺麗な線を引ければ、イラストのペン入れを短時間で済ますことができ、見栄えの向上にもつながります。

 

綺麗な線を引くには


綺麗な線を引くにはデジタルなら直線・曲線ツールに頼るかアナログなら定規やテンプレートに頼るというのが方法の一つとしてあります。これならド素人の人でもある程度綺麗に線が引けますし、練習する必要もそこまでありません。

 

しかしツールに頼った線は正確であるものの、強弱が一定になりやすく、単調な絵になってしまいます。

 

単調な絵にしないためには、場所によって線の太さを変える必要がありますが、場所ごとにいちいち線の設定を変えていては全部線を引き終えるのにとても時間がかかってしまいます。

 

 

そこでフリーハンドで線をある程度自由に引けるようになる必要があります。


しかし初めて下描きのキャラクターにフリーハンドでペン入れをした方は、その難しさに気づくと思います。

 

全く線が制御できない……。

 

何回もアンドゥを繰り返してようやく気に入った線が引ける……。

 

こんなことをしていては、最悪ペン入れだけで二日目に突入するという可能性もあります。

 

練習法


さて、フリーハンドで線を引く方法ですが、地道な方法になりますが練習するしかありません。

 

練習に必要なものはペン軸とGペン、そして紙(インクが染みないもの)と拭くものです。ペン入れの練習は基本的にアナログで行います。

 

アナログで行う理由は、アナログのほうが自分の動きがダイレクトに紙に出るのとGペンを使うのは、他のペンに比べ制御が難しく、最も練習になるからです。

 

まずのような枠を用意します。

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枠を用意したら下のようにまっすぐな線を同じ間隔、同じ長さ、同じ太さで何回も描きます。(久しぶりで若干歪んでますが^^;)

 

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ひたすら描いて枠内を線で埋め尽くします。

 

自分は縦方向が得意なので、縦方向で線を描いていますが、人によって得意な線の方向は様々だと思いますので、自分の得意な方向を模索しましょう。

 

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こんな感じになります。(そんな上手くないかもしれませんが、ある程度同じ線が維持されているかと思います)

 

練習し始めは線がよれよれで、太さもまばら、ペンの制御が上手くいかず、下のようになってしまうかと思います。

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けれども毎日この練習をすることにより、綺麗な線を引くための動きを体が覚え、一日ごとに綺麗な線が引けるようになっていくと思います。

 

練習で気を付けたほうがいいこと

<息を止めて描く>

息を吸ってる最中というのは体が少し動いてしまいます。ゆえに線を描くときは息を止めて描いたほうがいいです。

 

 

<同じリズムで描く>

同じ線を引くわけですから引くリズムも同じにしたほうが、同じ線を引きやすくなります。

 

 

<同じ線が描けるように念じながら描く>

念じるというのは非科学的ではあります。しかし世にも引き寄せの法則と呼ばれるものがあるくらいですから、やはり念じるというのはとても重要です。

 

この練習に限らず、あらゆることにおいてポジティブなことを考えつつ行うといいでしょう。

 

 

<毎日続けたほうがいい>

こういう練習は、できるまではなるべく毎日続けたほうがいいです。

 

一度体に染みつけば、なかなか忘れません。しかし覚えさせるまでが大変で、何回も反復練習をしなければなりません。

 

贅沢言うなら毎日1時間はこの練習をしたほうがいいと思います。(できるまでは)

 

最後に

今回は綺麗な線の引き方の練習法についてご紹介しました。

 

この練習は漫画家志望の方など付けペンをよく使う人が、修行時代よく行っている練習です。

 

この練習は地味で、これだけしていても人や物を描くのが上手くなるわけではないので、敬遠してしまう練習だと思います。

 

しかし下の画像の長さの線だけでも引けるようになれば、長い線の箇所はつなげて描く等して色々応用が利きます。

 

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またアンドゥの回数も減りますので、ペン入れにかかる時間が激減します。

 

結果として絵の枚数をこなせるようになるわけです。

 

今回紹介した線の長さで、ある程度引けるようになったら、線を長くして描いたり、別の方向で練習したりと自分の線のバリエーションを増やしてみてください。

 

 

 ↓↓次の段階として実際のペン入れについて紹介した記事です↓↓

 

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