今回は私の今後の活動も兼ねて、絵で稼ぐためのサイトなどをまとめました。是非とも参考にしてみてください。
自営業系サイト
〈SKIMA、ココナラ、タノムノ等〉
自分で作った作品を掲載し、アピールします。それを見て気に入った人が仕事を依頼するというシステムです。
依頼が来ている人の傾向を下記に記しました。
・どんなイラストが描けるかしっかりしたサンプル(アイコン制作、全身イラストができる等)を載せている。
あとサンプルとして載せる数も重要です。
・最初は依頼がこないので、お試し期間として、かなり出品額を抑え実績を稼ぐ必要があります。
・料金プランをしっかり提示する必要があります。(1キャラ追加+1000円、小物追加+500円など)
設定価格はかなり価格破壊なところがあります。
これがプロのイラストレーターさんから嘆かれているようですが、まったく無名の人がなんとかして絵で稼ぐにはありがたいところと私は思います。
ダウンロード系サイト
〈イラストAC、PIXTA等〉
こちらのサイトは無料でイラストをダウンロードできるサイトです。
イラストの傾向はかわいくシンプルにデフォルメした絵柄が主流です。
イラストは主に会社資料やチラシ、パンフレットに使われるようです。
ここに登録しイラストを制作しアップすると、1回のダウンロードにつき3.56円(イラストACは)もらえるというシステムです。
下記にダウンロードされているイラストの傾向を羅列してみました。
・季節もののイラスト(行事、食べ物など)がいいです。
・使用者はほぼ無料会員のためダウンロードに制限があります。そのためイラストをまとめてセットにしたものがダウンロードされる傾向があります。
・用途がわかりやすいイラストが好まれます(例:フリーマーケットで使えそうなイラスト……とか)。制作する際しっかりとイメージを固めて制作しましょう。
・イラストの用途にもよりますが、基本的にAIデータも用意したほうがいいです。
AIデータはどんなに拡縮しても画像が劣化することがない保存形式です。イラストを印刷物に使う際に重宝します。
イラストACは単価は安いものの数が揃えば、稼ぐことは十分可能です。上位の人は10万以上稼いでる人もいます。
イラスト自体もそこまで手をかけても仕方がないので、イラストをいかにシンプルに効率よく作成できるかが肝になってくると思います。
たぶん1枚5~10分くらいでイラストを作成する必要があるかと思います。
上位の人のイラストを見てみると使いまわしを多用しています。このような小技をくしし、ひたすら数を稼ぐことが重要になってくると思います。
フリーマーケット系サイト
〈ヤフオク〉
ヤフオクってイラスト売れるの?と思い調べてみたら選択肢として意外に悪くないという結論に達しました。
最上位の出品物には10万以上の値がついていて驚愕ものです(笑)
ただいくつか規則性があるようなので羅列します。
・手描きのイラストであることが重要
確かにデジタルで制作したものは複製し放題なので、希少性という点にお客さんは引かれると思います。
・美少女系イラストが売れている
売れているイラストを見ると版権の美少女、萌え系のイラストがよく売れていました。
イラストの内容はちょっとエッチなきわどい感じでした(笑)
〈メルカリ〉
・イラストの傾向は版権の美少女、萌え系が主ですが、エッチな感じなのは少ないです。
・また若干女性向けの印象を受けました。
・メルカリはヤフオクに比べると出品、配送の手間が少なく手軽です。私も不用品の処理によく利用しております。
絵で稼ぐという点においてヤフオクとメルカリどちらがいいかと言われたら私はヤフオクをお勧めします。
メルカリに出品すると出品額は値下げ等で下がる一方ですが、ヤフオクはオークションという形式から逆にあがる一方です。(その分手数料等がメルカリよりきびしいですが)
ただ双方アナログで描くことが必須なので、デジタルしかやったことないって人はきびしいかもしれません……。
メルカリ
その他
〈同人活動で稼ぐ〉
同人活動を通し、稼ぐ方法もあります。
コミックマーケットやコミティアなどで出店し、同人誌やグッズを頒布します。
youtubeやブログなどで日々宣伝し、ファンがつけばそれだけ売り上げにつながっていきます。
イベントに参加するために参加費や本の印刷代はかかりますが、上で紹介したサイトでの取引にて生じる手数料はかかりません。宣伝がしっかりできているなら有効な手段です。
〈就職する〉
ポートフォリオを作成し、ゲーム会社等に就職します。社会的に考えて一番健全です(笑) 普通の人には一番おすすめです。
ブラックな企業でない限り、雇用保険、住宅手当などの福利厚生も充実しています。
このように非常にいいのですが、年齢的に厳しい人はそもそも就職できませんし、精神的な障害や性格から一般的な社会にうまく適応できない人には悪手です。最終的に二次障害として鬱などを発症してしまう可能性があります。
最後に
今回は自分の今後の活動を考えて、イラストで稼ぐサイトをまとめてみました。
活動も一つのサイトに絞るのでなく管理が大変にならない範囲で、複数のサイトに登録し、活動するのがいいかと思います。
ほかにも上記で紹介したようなサイトは存在します。
サイトに登録出品してある程度実績をつめば企業案件につながることもありますので、単価が低くてもステップアップのため活動する意義は大いにあります。